ストームオブジェクトの考察 [MÚSECA]

(この記事は九大音ゲーサークルQUaverアドベントカレンダー用のものです。)


・はじめに

maimaiのNitrous Furyの記事を書いたばかりですが、暇なのでもう1つのメイン機種MÚSECAについての記事も書こうと思います。

ミュゼカはご存知の通り叩く廻す踏むの3つの動作でプレイする音楽ゲームです。今回はその中の「廻す」部分について書きます。


・廻すノーツ

ミュゼカにおいて「廻す」動作をするノーツは2つあります。「スピンオブジェクト」と「ストームオブジェクト」です。

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動作としては回すだけなので一緒ですが、ノーツの大きさが違いますね。それだけではなくてこの2つのノーツ、廻したあとのエフェクトが全然違います。
ストームオブジェクトは回すと遠くに飛んでいって、少し時間が経つと戻ってくるんです。これについて少し細かく見てみましょう。


・ストームオブジェクトについて(詳しく)


「少し時間が経つと戻ってくる」の「少し」ってなんだよ!という感じですがこれはオブジェクトによって違ってきます。以下に例を紹介します。よければご覧下さい。

→すぐに戻ってくる
「地方創生☆チクワクティクス(朱/14)」冒頭 (動画で0:33)
[MUSECA 1+1/2] 地方創生☆チクワクティクス (朱) - YouTube

→なかなか戻ってこない
「MeteorA(朱/15)」中盤 (動画で1:48)
[MUSECA 1+1/2] MeteorA (朱) - YouTube


戻ってくるタイミングで同じところに普通のヒットオブジェクトが来ると見にくかったりもするんですが、今回はそこじゃなく「ストームオブジェクト」の判定について。

普通のノーツはちょうど判定ラインと重なったところで叩くとクリティカル、少しずれるとニア判定になります。
ですがこのノーツは「戻ってくるまで」が判定幅のようで、はじめ降ってきた時に無視しても戻ってくるまでに回せばニア判定で取れるんです。

これを知っておくと得な配置に以下があるので是非見てみてください。
Antiphona(朱/15) 中盤サビ前 (動画で1:07)
[MUSECA 1+1/2] antiphona (朱) - YouTube


[一応解説]
トリル中に左に来るストームオブジェクトをまともに取ろうとすると右手で片手トリル、左手で廻すことになります。ですがMÚSECAの片手トリルは有り得ないくらい難しいので、トリルでニア量産andエラーも出るなんてことになりがちです。

しかしここのストームオブジェクトは帰ってくるまでの時間が長く、右側のトリルを両手で最後まで取ってからトリルが終わるタイミングで回してもちゃんと繋がるんです。
トリルに集中することでこの難所を最小失点(結構な勝率で1ニア)で抜けられます。攻略としてかなり面白くないですか?


・まとめ
今はこの譜面しかこの知識が有用な配置は見つかってませんが、もっとこれを使って遊んでみたいです。(あとこんなこと言っときながらAntiphonaはまだ傑乗ってないのでそろそろ乗せたい)
まだまだMÚSECAは現役の機種なので攻略も楽しんで考えつつさらに上手くなっていきたいです😊
皆さんも見かけたら遊んでやってくださいね。

ではこの辺で。